【配布物】「やんちゃな宮大工」 - 関口洋 著
「当時、僧侶は宮大工でもありました。ふたりから指導を受けた聖徳太子も宮大工だったといってもいいでしょう。宮大工は幅広い知識と確かな技術を持った知識人でした。現代の宮大工もそうあるべきなんです」
52歳で「現代の名工」に選ばれ、54歳で黄綬褒章を授章した名工。お行儀のよい知識人ではなく、若い頃は命がけの喧嘩が日常茶飯事、社会に進出してからもヤクザと間違えられることがしばしば。やんちゃな宮大工・川瀬龍覚の全てを綴りました。新聞・雑誌などからの転載記事や、本人のコメント、専門用語集などの資料も収録、中身の濃い一冊です。